はろるどです。

Kalibrgun(カリバーガン)クリケット2タクティカル販売開始しました。

ブルパップ式ながらグリップに近い位置のサイドレバーコッキングシステム採用。

実射テストは随時実施・情報公開してまいりますが

5.5/6.35/7.6mm口径それぞれの最大威力55,60,90ft/lbs(フットポンド)とハイパワー、
銃身長600mmながらも全長85cmでコンパクト、
大容量カーボンボトル、
レギュレータと大容量パワープレナム搭載、
スコープマウントとボトル元にピカティニーレール標準装備、
マガジンホルダーx2、
ハンマースプリング威力調整ノブ、
可変トリガー

など、必要な機能が詰め込まれた完成度の高いエアライフルとなっています。

海外有名エアライフル紹介サイトでも高い総合スコアを得ており、特に命中精度の肝となるトリガーに関して非常に高く評価しています。

肝心の命中精度は実射テストの結果を随時お知らせしていきますが海外レビューでは50m5発1インチ(2.5cm)は当たり前、100ヤードでもかなり良いグルーピングが紹介されています。

他社とスペック比較すると下記のようになります。

2022-02-08 (3)

最近のハイエンドはハイスぺすぎてやんなっちゃいますね笑

マーベリックは日本の販売店掲載画像を見る限りSniperというモデルに該当するかと思いますのでその前提で話を進めていきます。(本国メーカーページを参照しています)

比較すると面白いですね!数値だけみると良し悪し別れると思いますが各社トリガープルの数値や、銃身交換、弾速計の有無や威力調整のしやすさ、1充填発射可能弾数、価格を考慮するとどうなるかというところですね。

威力は、初速が速くなりすぎると当たる弾と適正弾速がかなり限られてきますので1000ft/s超えないくらいで考えると
5.5mmは18grなら40ft/lbs、25grで55ft/lbs、
6.35mmは34grで75ft/lbs、
7.6mmは44.5grで100ft/lbs、50grでも110ft/lbs
程度が最高で良いのではと思います。それ以上はあまり期待できないです。(情報あれば教えてください笑)

こうしてみると、クリケット2Tacはかなりバランスの取れたスペックになっているように思います。

いや、そもそもカリバーガンって?

という方のために紹介させていただきますと、
まずKalibrgun(カリバーガン)はチェコの会社です。空気銃弾メーカーのJSBもチェコのメーカーですね。レンジマスターやFXプレミアムペレットなんかもチェコ製です。

残念ながら創業年がわかる資料が見当たりませんが貿易関係の登録から2015年から本格的に世界展開しているようです。
日本で流通してきたCricket(クリケット)という名のモデルは8年ほど前から製造されているモデルのようです。
クリケットは高い命中精度、ブルパップ式でコンパクトで使いやすい、また当時としてはレギュレータ付きの銃は最先端でしたね。

私の個人的なイメージも
「ハズレがない」
「当たらない気がしない」
「エア漏れ?珍しいこともあるもんだ」
という具合です。いやエア漏れはいつかは起きるものですけどね。オーバーホールは早めのほうがいいです。
かなり信頼のおける品質のメーカーであるのは間違いないです。

その後Argus、Capybaraなどのモデルを出してきていますが、いずれも日本での販売には至っていませんでした。理由はおそらく全長の問題と、クリケットと比較して特に勝る部分がなかったからではと予想します。

今回満を持して発表された「クリケット2タクティカル」は前モデルのクリケットに様々な機能を盛り込んで進化したモデルです。

先述のカピバラのコッキングレバーをグリップ近くに配置した特徴や、アーガスのピカティニーマウントレールとアンダーレールも取り入れられていますね。さらにカリバーガンでは初めてですが、昨今トレンドの大容量カーボンファイバーボトル(300気圧)を採用、威力調整幅に大きくかかわるパワープレナム(レギュレータで減圧された二次空間)も確保し、先代クリケットの特徴でもあるマガジンホルダーもしっかりついてます。あと、トリガーがものっそいです。重さ調整可能で、下記動画でも紹介していますが調整して相当軽くできます。撃った瞬間のブレが究極に少なくなります。

これだけの性能・スペックをもって登場したクリケット2タクティカルですが、なんと


現在販売記念特価セール実施中です。

正直、PCP空気銃でこれ以上のコストパフォーマンスのものはないのではと思っています。

デイステートやFXなど各社ハイエンドメーカーがこぞってハイパワーでハイスペック、さらに銃身交換できるものまでありますが、とにかくできることが多い反面初心者には使いこなせるものではないと考えています。威力を変えれば着弾点も弾道も異なるし、銃身を取り換えればゼロインが必要になる。レギュレータの圧によって最適なハンマーの強さがあるし、弾速によって相性の良い弾も変わってきます。

その点クリケット2タクティカルなら、レギュレータの圧は工場出荷の時点で最適化されています。弾速も弊社で蓄積したデータをもとに設定して販売されます。威力を変えたい場合はハンマースプリングの強さの調整のみでいたってシンプル。全体的にバランスが取れていて、売る側としても間違いない商品として強くおすすめしたいところです。

十分な威力、コンパクトなボディ、最高レベルの命中精度かつ信頼のおけるメーカーのエアライフル。ご検討ください。


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海外フルレビュー(30分程度)28分ごろから100ヤードテスト