皆さんこんにちは。最近登場しているハロルドです。
早速ですがみなさん、散弾銃と言われて思い浮かぶメーカーは、どのメーカーでしょうか。

・・・そうですね。ベレッタとレミントン、ブローニング、ベネリ。サバゲ好きだとフランキのスパスとか、AA-12も有名なんでしょうか。マニアックな方だと、イズマッシュ サイガとか、でしょうか。

名高いメーカーが多くありますが、今回は、日本ではそこまでかもしれませんが世界的にみると知名度としてはこれらのメーカーと同等ともいえるであろうBredaをご紹介いたします。

軽く、有名メーカーの創立年をまとめてみました。

フランキ(Franchi) 1868年
ブレダ(Breda) 1886年(散弾銃販売は1953年から)
ベレッタ(Beretta) 1526 年( http://www.beretta-japan.com/lineup/ )
ベネリー(Benelli)  1967年
ブローニング(Browning) 1880年
レミントン(Remington) 1816年
イジェフスク(イズマッシュ)1807
ウィンチェスター(Winchester)1866年 (1850?) ( http://www.winchesterguns.com/news/historical-timeline.html )

Berettaだけ抜きんでてますがそのほかはBenelli以外1800年代が多いですね。Stoegerも1900年代でした。

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ブレダは創立1886年、今のブレダになる前は機関銃などいろいろな銃を手掛けていましたが、経営方針によりショットガン事業を分社し、イタリアンミリタリーにも供給していたOtomelara社との合併から現在の形態となっています。これまで、銃身後退式やガス式、イナーシャ式(慣性)の散弾銃を製造してきており、絶え間ない構造と金属の原材料に至るまで研究し続けてきた企業です。2006年に発表されたサントスシリーズ以降は、イナーシャ式に集中した製品ラインナップをそろえています。2006年ごろまでだったか、上下二連も販売していたようですが、今はセミオートのみです。今年、全く新しい上下二連が発表されましたので、弊社も期待しているところです。構造はどのメーカーとも違うという話を聞かされました。展示会でのぱっと見はベレッタのDTシリーズにやや似ているような印象。構造はBeretta692レベルのフォーシングコーン、ロッキングは上下銃身の横側と下側の3点についていたと記憶しています。ミロクのように分厚い板のようなロッキングブロックではなく約5㎜ほどの円錐のような形でしょうか。値段はDTやハイテックほどまではいかないと断言できます(笑)
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それでは、具体的に何が優れているのか、特徴を何点かまとめてみましょう。

1.完全本国製造
2.超超ジュラルミン製レシーバ
3.イナーシャシステム(と削り出しトリガーユニット)
4.個々のモデルの特徴



①ブレダの製品は、細かいパーツから銃身、ストックに至るまで、すべて本国イタリアで製造しています。少し前に掲載したシュトラッサーと似ている部分がありますね。実射テストなど検品もぬかりなく行っているようです。工場にはいつでも旅行がてら来てくださいとお声がけいただいてますので、一度拝見したいところですね。

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(削り出しパーツ例)

②ブレダの散弾銃は、耐久性にはかなり気を使っているようです。超超ジュラルミンと呼ばれる7075T6アルミニウム合金は、航空産業などにも使われる極めて強度の強い合金。ブレダの銃のレシーバにはすべてこの金属が使用されているようです。強度が強い分加工も難しく、技術力もうかがえます。3キロは切れない本体ではありますが、その分強度に特化しているため、ハンティングには心強いかと存じます。軽量化を追求した銃は、山歩きにはうれしいですが、岩の上に落とした時にひびが入ったなどのお話も時々ききますからね。

③イナーシャ式は、個人的な意見も含みますが一番魅力的なのは、メンテナンスが容易という点ではないでしょうか。
 ガスオートはガスが通る部分が汚れやすいため少々整備が面倒です。またちなみに、ガスを流すためにパッキンが使用されていますが、パッキンがたまに切れます。パッキンが切れると回転が悪くなったり、汚れる面積が増えたりします。そこまでスパンは短くありませんので、定期的に故障するという見方にもとらえられますが、「絶対一生整備したくない」という固い意志を持っておられない限りは問題ないかと存じます。所持するからには、多少は銃の知識もあるべきですしね。わたくしも引き続き勉強いたします。話がそれました。
 反面、イナーシャ式は反動を利用するためそういった汚れの心配はなく、定期的なパーツの取り換えというのもありません。
 ガス式は回転速度がかなり速いですが、イナーシャ式も1秒に3発は普通に撃てます。それ以上早く発射するのは、スキート射撃のかなりの上級者か、胸板の厚い強靭なハンターくらいで、一般的な人はむしろ狙いが定まらず安全にも支障が及びますのでメリットはないのではと思います。銃身後退式に関しては割愛いたします。
 また、これはモデルによってそうでないものもあるため余談となりますが、トリガーユニットが削り出しという点は、他のメーカーにもみない長所です。ブレダではないある某有名メーカーは、一見金属に見えますが樹脂製であったり、また別の某有名メーカーは鋳造の仕上がりで、弊社のお客様がピンが緩いためきつめのものを作ってトンカチでコンコンいれていたらアッセンブリにひびが入りお釈迦になったという話もあります。装薬銃としての耐久性は、ほかにはないものがあるようです。ガンガン山で使う方には安心だと思います。

④ここではブレダの具体的な数種類のモデルをご紹介いたします。

B3.5SM(ビー3.5エスエム)

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当店での販売も先月ごろから開始いたしましたモデル。大きめのボルトハンドルが印象的です。もともとマグナムシェル用の銃ですが、24g9号でも回転するよう調整されています。ブレダ自動には、レシーバー上部が分解できる構造のものがいくつかありますが、こちらのモデルは銃身とレシーバ上部が一体型となっています。つまり、メンテナンスもしやすく、またカンチレバーのように銃身とスコープを一体で取り外せるという構造です。スラッグでスコープを使ったり、はたまたざら玉で鳥撃ちをしたりと使い分ける方には大変おすすめです。

Titano L (ティターノエル)

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ブレダは某M社のハイエンドブランドとしての立ち位置ですが、そのブレダの中でも高級モデルがこのティターノLです。有名な彫刻家による手掘りの彫刻と最高級のイタリアンウォルナットストック、また前述した削り出しトリガーユニットも採用されています。贅を尽くしています。でもそれにしては日本では安く出してますので、知名度が上がる前のご購入をお勧めしております。

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Astro(アストロ)

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ブレダのベーシックなモデルで、価格帯で言えば最も安い部類です。現在ブレダ自動銃はキャンペーン中で驚きの値段で出してます。(キャンペーン価格一覧はこちらから
中でもアストロのシンセティックは一番安く、15.8万円です。交換チョークもたくさん付いてます。スライド式くらい安いです。
残念ながら削り出しトリガーユニットは搭載されていませんが、安いながらも、弾の回転はしっかりしますし、剛性も強いです。

内容は以上です。いかがでしたでしょうか。この記事で少しでもBredaによりご関心をいただけますと大変うれしく存じます。

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